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ワキ毛、すね毛、指毛など、体中にあるムダ毛。毛が多い人ほど、人前に出るときには、やっぱり気になるものですよね。
そこで行うのがムダ毛の自己処理。でも、いろんなやり方がある分、どれが正しいのかわかりにくいもの。
剃る?抜く?薬品を使う?
正しいムダ毛処理をチェックしてみましょう。

正しいムダ毛処理をするために、気を付けてほしいことは肌への負担。ムダ毛処理をするたびに負担が大きすぎると、乾燥したり、炎症を起こしたりとお肌トラブルもいろいろ出てきてしまうんです。
肌の外側にある表皮は、厚さが約0.2mmととっても薄い膜でできています。しかし、その薄い表皮が外部からの異物の侵入や外的刺激を防いだり、潤いを保つため体の水分の蒸散を防ぐバリアの役割を果たす大切な部分なんです。
こういう理由からも、ムダ毛処理をするときには、表皮を傷つけないことがポイントとなってきます。

いろんな自己処理の中でもおすすめなのが、電気シェーバーを使ったムダ毛処理。
脱毛サロンなどでも事前にシェービングが必要ですが、そんなときは電気シェーバーを自己処理グッズとして積極的におすすめしているんですよ。
その理由は、カミソリよりも電気シェーバーでムダ毛を処理するほうが肌を傷つけにくいため、肌荒れしやすい人でもトラブルを起こしにくいんです。
また、シェーバーの場合、物によっては泡や水がいらないものもあり、電源を入れるだけでムダ毛処理ができるのでとっても簡単。
高い安全性と、肌への安心感が特徴ですね!
いくら肌の負担が少ないといっても、ムダ毛処理をするとき、電気シェーバーにも正しい使い方がありますので確認してみましょう。
(1)肌を清潔にしシェービング剤を塗る

まずは、ムダ毛処理したい部分を蒸しタオルで拭き清潔にしましょう。汗やべたつきがあるとシェービングの滑りが悪くなり、肌の摩擦が大きく肌ダメージを与えてしまいます。
蒸しタオルであれば、清潔にすると同時に毛穴を開くことができるので、ひっかかりにくくなりますよ!
基本的には必要ありませんが、より肌に優しく使うには、シェービング剤を塗るのがいいですね。
シェービング剤は、肌の滑りをよくするために使うので、シェービング剤がない時にはプレケアとしてベビーパウダーを使うのもOK。
(2)毛は短くしてから
電気シェーバーは基本的に短い毛を剃る前提で作られているので、ムダ毛が長く伸びている場合には、上手くムダ毛処理できずに詰まってしまったり、ムダ毛を無理やり抜いてしまう事もあります。
もし長い場合にはムダ毛の長さが3~5mm以内になるよう、ハサミでカットするようにしましょう。
もしくは、トリマーつきの電気シェーバーを使うと楽ちんですよ♪
(3)肌に押し付けない
根元からしっかりとムダ毛を処理したいという気持ちはわかりますが、強く押し当ててしまうと肌の表面を削ってしまい肌へダメージを与えてしまいます。
なので、軽く押し当てるように動かすのがきれいに処理するポイント。
また、電気シェーバーはななめに持って使ってしまうと肌へのあたり方が変わってしまうので、肌と垂直になるように持ちましょう。
また、電気シェーバーの時には、逆そりで剃っていきましょう。
シェーバーの使い方を動画でもチェック!
この動画は主に男性が髭剃りするときにつかう電気シェーバーについて説明していますが、全身でも応用できます!
最初にぬるま湯で洗うところから、細かく説明されているので、とてもわかりやすいですね。刃の交換時期についても説明しています。
電気シェーバー以外のムダ毛処理はどんな危険が潜んでいるのかチェックしてみましょう。
(1)カミソリ

一般的に安い値段で簡単に手に入れられるので、ムダ毛処理はカミソリでやっているという方も多いのではないでしょうか。
カミソリは、電気シェーバーよりも刃を直接肌にあてるため、肌の表面をムダ毛と一緒に削ってしまいがちなんです。
また劣化がはやいので、月に1~2回刃を交換する必要があり、安価であれば1~2回使用しただけでキレ味が悪くなることも。
カミソリの中でも1枚刃よりは、ダメージが分散される多枚刃を利用しましょう。
(2)毛抜き
ムダ毛処理の中でも割と肌トラブルが起きているのがこの毛抜きですね。
毛抜きを使うときに、ムダ毛と一緒に皮膚も強く引っ張られるので肌に優しいとはお世辞にも言えません。
時には毛穴の中で出血することもあるわけです。
毛抜きで起こる肌トラブルの一つが、埋没毛。毛抜きで抜いたあと新しい毛が外に出る前に、毛穴がふさがってしまい皮膚の下で毛が頭打ち状態になり、見た目にもあまりいいモノとは言えません。
(3)除毛クリーム
除毛クリームはカミソリのように実際に刃物を肌にあてずにムダ毛処理ができますし、クリームを塗るだけでムダ毛がなくなるので、とっても簡単に使うことができます。
しかし、除毛クリームは薬剤で毛を溶かしてムダ毛を処理しているので、肌への負担が大きくなることがあるんです。
人によってはアレルギー反応や肌荒れも起こす場合があるので必ずパッチテストを行うようにしましょう。
また、洗い流す時間などはきちんと守ることが大切です。

脱毛サロンに通っているのと同じ効果が自宅でも得られるということで人気の家庭用脱毛器。
わざわざ脱毛サロンに通う必要がない分、お手軽にできそうですが、その安全性はどうなんでしょうか。
安全面に関していうのであれば、取扱書に従ってきちんと使用すればかなり安全性は高いものですね。
しかし、説明書をよく読まずに利用したり、注意事項を無視した使い方をするとトラブルになる事も大いにあります。
たとえば、脱毛するときの光は目に直接当たると失明する可能性があります。
なので鼻から上は照射NG。日焼けした後の肌への照射もNG。
同じ場所に重ねて照射するのもNGなどありますが、めんどくさいとは言わず、きちんと理解して使用しましょう。
肌に負担のかかるような危険なムダ毛処理を続けていくと、今後どうなってしまうのでしょうか。
(1)埋没毛になる
毛抜きの時にも述べましたが、間違ったムダ毛処理をしてしまうと埋没毛になる可能性があります。
特に、毛抜きでムダ毛処理をしがちなワキや脛などの太く強い毛が生える場所は要注意!
毛がしっかりしている分肌への負担も大きく、毛を抜くときの刺激で毛穴が傷ついてしまうんです。
他にも、下着や洋服で蒸れたり、擦れたりなどの外部刺激が多い場所も危険です。肌が傷つくと毛穴がかさぶたのようになるので、毛穴がふさがりやすくなるわけです。
(2)色素沈着が起こる
肌を傷つけたり外部刺激など起こるのが、色素沈着。肌がダメージを受けると、新陳代謝も正常にははたらかなくなり、皮膚の中にあるメラニン色素が沈着して黒ずみになってしまうんですね。
色素沈着になってしまうと、きれいな状態に戻すのが大変。色素沈着を起こさないためにはやっぱり肌に刺激を与えないことが大事です。
(3)乾燥肌になる

肌の表面層には、体の中の水分を外に逃がさないようにするバリア機能があります。
しかし、危険なムダ毛処理で肌にダメージを与えてその表面層を傷つけてしまうと、肌の表面から水分が蒸散してしまい乾燥肌を招いてしまうんです。
肌のバリア機能が低下してしまうと、乾燥だけでなくニキビや湿疹など他の肌トラブルを引き起こす原因にもなりますので、肌への負担を減らすのはもちろんのこと、ムダ毛処理をした後は必ず保湿を心がけましょう。
今後のことをかんがえてムダ毛処理をするのなら、やはりプロが処理する脱毛サロンへ通うことをおすすめします。
(1)男性専用サロン「リンクス」

出典:mens-rinx.jp
メンズ脱毛で人気があるのが口コミでも評判の男性専用脱毛サロン、リンクス。
男性の太い毛に合わせた完全オリジナルの男性専用脱毛器を開発、導入しているんです。
男性の場合は女性よりも毛が太くしっかりしているので、痛みが強いといわれていたのですが、リンクスでは専用脱毛器のおかげで痛みの心配の少ない脱毛ができます。
さらに、日本初の医師監修脱毛サロンでもあり、施術の監修も行っているので安心して利用していただけます。
現在、全国に25店舗あり、引越しなどがあっても全国の店舗間で移動ができます。
(2)女性専用サロン「ミュゼプラチナム」
女性に今回ご紹介するのが、ミュゼプラチナム。
有名なサロンなので、すでにご存知の方も多いのではないでしょうか。
ミュゼはパーツ別の脱毛プランがお得で、脇+Vライン脱毛であれば回数無制限で2,400円で受けることができます。
また、店舗数が多いのも特徴で、ミュゼであれば、店舗間の移動も自由なため、「気分転換にちがう店舗にいってみる」のも可能ですよ。
気になる方は公式サイトをご覧くださいね。

どんなムダ毛処理でもやはりお肌にまったくダメージを与えないということはできません。
そこで差が出てくるのが、保湿をきちんとするかどうかなのです。
ムダ毛処理をした後の肌は、バリア機能が低下していますので、炎症が起こしやすかったり乾燥しやすくなります。
そのバリア機能を回復するまでの応急処置としても保湿が有効なんです。
特に乾燥肌の人には、少し水分が多いローションや乳液でしっかりと保湿しましょう。

正しいムダ毛の処理方法を紹介しました。
間違ったムダ毛処理は黒ずみや埋没毛の原因になってしまいます。
肌をきれいに保ったまま、ムダ毛処理するには、やっぱりプロに頼むのが良いですが、自己処理の時にも肌に負担をかけない正しいやり方をチェックしてツルツルの美肌を目指しましょう。
※1.記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。
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